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2006年3月27日 (月)

「今頃」「紙切れ」ありがとうございました

板敷スプリングフライトでの閉会式で、昨年のポイントランキングとクロスカントリーリーグの表彰が行われました。ポイントランキング(正式名称ハンググライディングシリーズ)はすでに説明はいらないと思いますが、クロスカントリーリーグなるものの存在は皆さんご存知でしょうか?詳細はクロスカントリーリーグ規定を見て下さい。JHF(日本ハング・パラグライディング連盟)の主催で事後申請が可能です。
昨年記録を出したとき、日本記録として公式記録になるかどうかでいろいろ調べたところ、日本記録なるものの管轄はJAA(日本航空協会)で、公式記録にはならないことが判明しました。詳細は「日本記録に挑戦する場合の注意事項」を見て下さい。で、記録として公的に残すにはどうしたらいいか、ということでクロスカントリーリーグなるものが存在することを見つけ申請したわけです。ただしこれが正式に記録となるのは翌年となります。その名のとおりリーグですから、1/1に始まり12/31に終わるのです。
ということで、ほぼ1年経った「今頃」表彰されることになりました。いただいた「紙切れ」=賞状は立派なものでJHFのハンコとJHFHG競技委員会のハンコが押されており、その文面の中に「213.5km」とちゃんと記載されていました。これでようやく記憶に残るフライトから記録に残るフライトとなりました。私の欲しかった「紙切れ」が「今頃」になってやっと入手できたわけです。1年経ってしまうと「紙切れ」の効力もほとんどなく「紙くず」同然ですが。なぜ私はこのような「紙切れ」が欲しかったのか?

記録を出した当日、京都新聞から取材なるものを受けました。ランディング直後に報告した師匠(坂本さん:京都ハンググライディングクラブ代表)が新聞社へ情報提供したわけです。岡山から飛んで滋賀に降りたのになぜ京都新聞か?というと、私が京都のクラブに所属しているからという理由です。地方新聞のさらに地方面にでも載っけてくれたかなと思い、後日その新聞をチェックしたところ、なんとスポーツ欄に載せてくれてました。しかも松中のホームランの写真の下、すぐ右にはディープインパクト皐月賞圧勝の写真、いい位置です。スポーツ欄を見た人の視界には必ず入ると思います。京都新聞、発行部数は50万部です。この取材のときに何度も聞かれたことが公式記録になるのかどうかということです。無理もありません、マイナースポーツなのですから、いきなり日本記録を出しましたという売込みを受けても本当かどうか一般の人には全くわからないわけですから。当然、証拠なりエビデンスが欲しいところです。「公認」とか「公式」とかの言葉の重要性を感じました。

この記録、公式記録ではなくても、前記録を17年振りに更新したという点や国内初の200km越えという点でニュース性があったと思います。今にして思えばもっと一般向けへアピールすべきだったと思います。ハンググライダーといえば事故でしかメディアには登場させてもらえません。マイナスイメージばかりではなくプラスイメージを宣伝するいい機会を失ってしまったのではないかと思います。
採り上げてもらったメディアとしては雑誌「フライヤー」「スカイスポーツ」がありますが、まあ身内みたいなもんです。一般向けへの登場は先の京都新聞のみです。社内新聞にすら載せてもらえませんでした。代わりに組合の機関紙には載せてもらいましたが、社員2万人くらいですから発行部数も2万部くらいです。

話を変えます。
トリノオリンピックはメダルの数という視点からは日本は惨敗でしたが、オリンピック後のTV番組でスポーツジャーナリスト二宮清純氏が言ってました。あるスポーツを強くするために必要なステップは「普及」「育成」「強化」である。ピラミッドの頂点を高くするためには底辺を拡げないと高くならない。これはJリーグ発足当時、川淵初代チェアマンが言っていたことでもあります。

話を戻します。
日本のハンググライディング、強いとは言えないですね。先の話はあくまで一般的な話で、すべてのスポーツがそのとおりだとは思いません。実際ワールドチャンピオン輩出のチェコやウクライナのハンググライディング界のピラミッドの底辺が広いかというとそうは思えません。でも底辺を広くすることによりその高さが高くなる確率は確実に上がると思います。海外へ出て経験を積んで強くなる若者(若くなくてもいいですが)が一人でも多く出てくる可能性が高くなると思います。そのためにも「育成」や「強化」ではなく「普及」が大事だ思います。
では「普及」のためには?一番手っ取り早いのはメディアに採り上げてもらうことです。私は家電業界に身を置いていますが、普及率の低い商品はどうしたら売れるか?悲しいかな最も効果的なのは他力だったりします。あるある大事典やみのもんたに採り上げられたりするとえらく売れます。ですのでマーケティングとしてはいかにメディアに採り上げてもらうかというのが大事な仕事となってきます。話をHGに戻しますが、こういうことはJHFの仕事になると思います。対外的なメディアへの情報提供、必要だと思いませんか?まあ狭い世界ですし、全てJHFへ押し付けるのではなく一人一人の意識も大事だと思います。

次の記録更新時、誰になるかわかりませんが、いろいろなメディアで採り上げられたらいいなあと思います。
そのためには「お墨付き」も必要です。「紙切れ」も重要なのです。

というわけで、「今頃」「紙切れ」どうもありがとうございました。
紙切れよりも何よりもその場での皆さんからの拍手がとてもうれしかったです。

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