義父
(月)
出張中、危篤の連絡を受ける。
帰宅後、子どもたちを連れ病院へ。
4時半に仮眠から目が覚め、病室へ行く。
5時前に息が止まった。
(火)
お通夜。
会社に休みを申請し、草津~西宮を往復。
通夜でのお寺さんの読教がいまいち。86歳とのこと。
斎場にて仏様の横で泊。
(水)
昼過ぎから告別式。
実家の九州から懇意のお寺さんを呼び、正・副のご導師さんによる2人読教。
親戚に遠方の方が多く初七日も行なう。
斎場は新しいところでいろいろとよかった。
死因は肺がん。
約1年前に発覚、3月に手術をし、すべて取った、と医者は言っていた。その後も転移を防ぐために抗がん剤を飲んでつらい思いをし、1度は治ったと思っていた。が、痛みが取れず、医者が言うには、手術の跡が痛むことがあるんです、と。しかしあまりに痛むので検査を受けると骨に転移していた。11月上旬に入院し、その後は坂を転がり落ちるように悪くなっていった。骨に転移しているというのはかなり末期であるらしい。末期がんは痛みがきつく、薬を使わざるをえず、薬を使うと1日中眠くなってしまう。最後の10日間は緩和ケア病棟に移ったが、痛みが緩和するわけでもない。入院から1ヶ月とちょっと。早かった。
悔やまれるのは手術後の痛みを甘くみて検査を受けるのが遅すぎたこと。医者だって神様ではないんだから、もっと疑ってかかるべきだった。これを読んだ人は、同じような状況での検査の重要性を頭の片隅にでも置いておいてもらいたい。
うちの子どもたちが本当にお世話になった。
68歳。10年早いよ。
3月におかんを亡くしたばかり。
義理とはいえ1年に2人も親を亡くすとは思ってもみなかった。
大学時代のご友人による弔辞には泣かされた。大学で先生をされていたらしい。いい弔辞だった。式を締める実のお兄さんの挨拶も見事だった。旧三菱銀行で営業部長、人事部長をされていた方であり、さすがである。
いい告別式だった。
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