東京島
『東京島』 桐野夏生
新潮文庫 10年5月刊 単行本は08年5月刊
久しぶりに外した。
本屋でお目当ての本がなくて、その本を入手するまでのつなぎとして平積みされていたものの中から選んだ。
最近読んだ「告白」がダークでその気分が残っており、これもダークっぽいなあと思い、桐野夏生はまだ読んだことがなかったし、これは映画化もされるようだし、谷崎潤一郎賞受賞作とのことだし、というような理由でチョイス。
この手の話は村上龍を思い出すが、レベルは段違い。
桐野夏生ってこの程度か?
いやいや、「OUT」は97年「このミス」で1位をとっている。
谷崎潤一郎賞ってこの程度か?
いやいや、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」が85年にこの賞をもらっている。
たまたま外れを引いたんだろう。
つまらんかったからもっと低い点でもいいけど、読みやすかったので、
評価:5点
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