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2010年6月14日 (月)

カンブリア宮殿3

3 『カンブリア宮殿 村上龍×経済人3
      そして「消費者」だけが残った』

 日本経済新聞出版社 09年12月刊

TV番組を本にしたもの。
「・・・1」は以前書いた「・・・2」も以前書いた
この本に収録されたのは以下の23人。

カルロス・ゴーン―日産自動車
丹羽宇一郎―伊藤忠
森稔―森ビル
田川博己―JTB
天坊昭彦―出光興産
似鳥昭雄―ニトリ
山田昇―ヤマダ電機
柳井正―ファーストリテイリング
羽鳥兼市―ガリバーインターナショナル
野口実―ABCマート
木村皓一―ミキハウス
三木谷浩史―楽天
鈴木敏文―セブン&アイホールディングス
安藤宏基―日清食品ホールディングス
伊東英幸―ダスキン
高原豪久―ユニ・チャーム
吉村俊秀―チェルシージャパン
鳥羽博道―ドトールコーヒー
岩田弘三―ロック・フィールド
中島武―際コーポレーション
窪山哲雄―ザ・ウィンザーホテルズ・インターナショナル
長谷川浩一―はせがわ酒店
橋本浩―キョウデングループ

 
以下、抜書き。#は私のコメント。

○ゴーン氏
コスト削減というのは利益を出すためにやるわけではないのです。投資のために節約をするんです。

#なるほど。利益を出すためと思っている人が多いのではないだろうか。

 
○森氏
(今ではビジネスマンの多くの方が、アジアの中心都市は将来、東京ではなくて上海になると予想しているそうです。)に対して、
・・・東京は文化レベルは高いし、ホスピタリティー・レベルも高いけれど、国際的な視野を欠いているし、スピードがまるで違うんです。再開発をすると言っても、何倍も時間がかかる。このペースでやっていったら、追いつかれ追い越されてしまう感じは明らかにあります。企業の進出にしても、日本はすぐに外資がもっていっちゃうと言うけど、中国はどんどん入ってきてくれというスタンスです。我々だって上海で一番いいところに、一番大きいものを作らせていただいていますが、それを彼らは自分のもののように歓迎してくれる。

 
○似鳥氏
・・・価格を上げたり、高い商品を置いて、成功した企業というのはないということです。逆に下げ続けるところほどお客様に支持される。・・・社内では価格凍結宣言をして、いくら赤字になっても商品の値上げをしてはならないと言っています。こういう時こそ、日本人の暮らしを守るんだという固い決意で、逆にこれからも下げ続けようと思っています。

#えらい人だ。

 
○柳井氏
個性があるのは人のほうで、その人が服を選んで組み合わせるから、個性が発揮されるのだと思います。

#服に個性があるわけではない、という話。ユニクロの服でも着る人次第ということね。

 
どんなに優秀な経営者でも、連戦連勝なんてことはありえないでしょう、新しいことをやっていったら、失敗して当然です。1勝9敗でもいいくらいでしょう。実は連戦連勝というのは、自分たちが新しいことをやってないっていうことでもあり、失敗した原因を分析してないということなんです。商売をやっていたら、いかに冷静に失敗した原因を追及していくか、それが次の成功につながると思うんです。ですから優秀な経営者は連戦連敗だと僕は思っているのです。

 
○羽鳥氏
先ほどからプラス思考、プラス思考といっていますが、これは訓練で慣れるんです。社員たちにもよく言うのですが、例えばここでグラスを落として割ってしまったとします。そのとき、「あ、割ってしまった」ではなくて、まず最初に「よかった、よかった」と言いなさい、と。何かやってしまったら「よかった、よかった」、怪我した時も「よかった、よかった、これだけで済んだ」と。これを訓練していくと、身内の不幸といったようなこと以外、何が起きてもプラスになります。プラス思考に慣れてしまうんです。

#中古車買うならガリバーだな。
#よかった、よかった、むち打ちだけで済んで。
#プラス思考も、結果を出している人が言うと説得力があるが、プラス思考を通り越して能天気の域にまでいってしまうのはどうかと思う。どっかの国のサッカーの監督のように。

 
○高原氏
高原は、全社員に細かいスケジュール管理を課している。これがユニ・チャームを蘇らせた経営改革、〝SAPS(Schedule,Action,Performance,Schedule)〟である。毎週金曜、社内ではそこかしこで、社員たちがSAPSシートに次の週の予定を書き込みはじめる。シートにはまず、次の週の目標を具体的に設定しなければならない。そしてその目標を達成するために1週間をどう過ごせばいいか、細かく作戦を立てる。30分刻みで、目標達成へ向けた計画を書き込む。自分で計画し、実行、達成、結果の検証、そしてまた計画・・・この繰り返しにより、自ら設定した毎週のノルマを、確実に達成できる社員を育てるのだ。

 
○岩田氏
私はみんながやりはじめてしまった、いわゆる多数派には価値がないと思うんです。私の伯父が、タケノコを掘るとき、地上に出てしまったタケノコには価値がないというんです。地中にあって、土が少し割れて微妙なふくらみが感じられるタケノコが香りがあっておいしんだと教えてくれました。もう地上にでてしまったもの、顕在化したものの後追いをしない。できるだけ、半歩先でマーケティングしていくということが大事という思いがあります。

 
○長谷川氏
・・・口に含んだ瞬間、衝撃が走った。それは最高の米で作られた大吟醸。当時(15年ほど前)はコンテスト用にごく少量つくられるだけで、店頭には並ばない幻の酒だった。売ってもらったそれを長谷川はソムリエやシェフに勧めて回った。そのうまさが口コミで伝わった。その酒の名は「酔鯨」。長谷川が見出して以降、売り上げは倍増、今や高知を代表する高級日本酒として知れ渡っている。

#知らない、飲んでみたい。

 
「・・・1」は10点、「・・・2」は9点、そしてこれも、

評価:9点

 

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