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2010年10月 6日 (水)

永遠の0

Photo 『永遠の0』 百田尚樹

 講談社文庫 単行本は06年8月刊

ある零戦パイロットの話。
文庫本なのに900円もして600頁近くもあるが、読みやすい。

とても売れているようだけど、戦争物(反戦物というべきか)が売れているという事実がうれしい。もっともっと多くの人に読んでもらいたい。

 
評価:10点

 

 

 

 

 

 

零戦つながりで、10年前の京ハン本の会MLへの読書レポートも併せて掲載。
ですます調なのがちょっと恥ずかしいけど、原文ままで。
Photo_2
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『零式戦闘機』 柳田邦男
 文春文庫 単行本77/3刊

読書採点(10点満点)

○ 総合          10点
○ 感動度          8点
○ 物語度          9点
○ 引き込まれる度     9点
○ 自分の趣味に合う度  10点
○ 他の人へのおすすめ度 9点

ちょっと感想:
 久しぶりの10点満点でした。タイトルからは戦記ものという印象を受けるかもしれませんが、違います。零戦を設計した三菱重工業名古屋航空機製作所の技術者達の話です。話は、零戦へとつながる2つ前の戦闘機の設計から始まり、日米開戦をもって終わります。主人公は設計のチームリーダーの堀越氏で、28歳という若さで、この2つ前の戦闘機の設計リーダーを任されています。零戦の設計といってもエンジン部ではなく翼等の機体の設計がメインです。
 ものづくりを生業としている技術者としては、たいへんおもしろかったです。さらに翼の設計については翼面加重や捩り下げといった、ハング関係者にはなじみのある用語もいろいろ出てきて、わくわくしながら読みました。映画「紅の豚」でベテラン設計士の若い娘が夜を徹して図面を仕上げるシーンがありましたが、翼に対する情熱や思い入れが伝わってきて、私はあのシーンがたいへん好きなのですが、それと同じようなわくわく感を味わうことができました。
 最後に話の筋とは関係ないですが、ふ~んと思った記述をご紹介します。「人がいい仕事をして飛躍できるかどうかは、若いいい部下を持っているかどうかにかかっていることが多いと言われる。」はたして自分はいい部下なんだろうか?将来いい部下に恵まれるだろうか?だいたいそんなことより、夢中になれるようなテーマに出会えるだろうか?

 

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