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2012年8月30日 (木)

聞く力

Photo『聞く力 心をひらく35のヒント』

 阿川佐和子 文春新書

新書では売れてるようだけど、おもしろくなかった。「聞く」ためのノウハウでも学べるかと思いきや、インタビュー仕事にまつわる単なるエッセイ。読後に何も残らない。

おもしろかったエピソードを1つ抜書き。著者がおもしろいわけではなく、インタビュー相手のデーモン閣下がおもしろい。

「ロックがいろいろな枝葉に分かれていく中で、速さと激しさを追求したものをハードロックというんですね。♪ガンガンガンガン、ガガーンガンガーンガーン、タターンターンタ、バーンバーンバーンっていう感じ」
「ほうほう」
「じゃ、速くて激しければ全部ハードロックなのかというと、そうではなくて。そこからまた枝葉が分かれていって。速くて激しいけれど、ドラマティックであったり、仰々しい決めごとを取り入れる。たとえばクラシック音楽のワンフレーズを持ってきて、あるポイントに来たら全員がちゃんと、♪ダダダダーンみたいにベートーヴェンの「運命」のメロディをぴったり合わせる。そういうのを様式美というんですけどね」
「はあ~」
「簡単に言うと、様式美の要素を入れないと、へヴィメタルとは認定されないんです。ハードロックに様式美を持ち込むと、それがへヴィメタルになるというわけ」
「そうかあ。へヴィメタって知的なんだ。もっとハチャメチャな音楽かと思ってた」
「ハチャメチャなのはパンク。速くて激しいけれど、♪うまく歌ったってしょうがないじゃーん。上手に歌うことになんの意味があるんだ~、ってのがパンク。だけど、へヴィメタルは上手じゃないと駄目なの」


評価:3点

 

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