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2012年11月19日 (月)

重力とは何か

Photo『重力とは何か
 ―アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る―』

 大栗博司 幻冬舎新書 2012年5月刊

難しい。
わかりやすく書いてくれているんだろうけど、興味がないと難しい。相対論はいいとして、量子力学に入っていくと、字面を追っているだけになってしまった。。

評価が高かったので読んでみたのだが、こういう本を評価するような人はこういう分野に興味があるから内容も理解できて評価も高くなるんだろう。


以下、ちょっと抜書き。

○(アインシュタインのE=mc^2について)少しの質量でも、cの二乗をかければきわめて大きなエネルギーに換算されます。たとえば、一円玉一個の質量を電気エネルギーに変えることができれば、8万世帯の1ヶ月分の消費電力をまかなうことができます。

○特殊相対論によれば、人工衛星は動いているので地上から見ると時間がゆっくり進みます。・・・人工衛星に搭載された時計は1日に7マイクロ秒、地上の時計よりも遅れるのです。/一方、一般相対論によれば重力が強いほど時間はゆっくり進みます。・・・重力が強いところから、重力の弱いところを観察すると、時間が進んで見えます。ですから、地球の表面から見ると、地球からの重力が弱い人工衛星に搭載された時計は進んで見えることになります。こちらは、1日に46マイクロ秒。そこから特殊相対論効果で生じる人工衛星の遅れ(7マイクロ秒)を引くと、1日39マイクロ秒だけ人工衛星の時計は進んでしまうのです。/マイクロ秒の誤差なんて大したことはないと思われるかもしれませんが、この時間差を放置するとGPSはまったく使いものになりません。距離の誤差は「時間の誤差×光速」に等しいので、たった39マイクロ秒の誤差でも、距離の誤差は12キロメートルにもなってしまいます。1日にこれだけ地図がズレるとしたら、誰もカーナビなど信用しないでしょう。危なくて運転できません。GPSは、特殊相対論と一般相対論を使ってこの誤差を補正し、人工衛星と地上の時計が合うように設定してあるので、実用に堪えるものになっているのです。


評価:3点

 

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コメント

相対論によるGPSの時間と距離の補正、納得です!  

投稿: | 2012年11月21日 (水) 19時54分

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