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2025年4月 6日 (日)

奇貨居くべし

『奇貨居くべし』(全五巻) 宮城谷昌光

 中公文庫 単行本は2001年刊

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漫画「キングダム」では政(秦の始皇帝)のライバルとして前半のラスボス的存在だった呂不韋が主人公。
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キングダムでは敵役だが、ここではかなりの名君扱い。こっちが史実に近いんだろう。

「奇貨居くべし」とはgoogleのAIによれば「めずらしい機会や品物を逃さず、うまく利用すべきであるという意味のことわざ」とのこと。ここでいう奇貨として呂不韋が助けたのは後の荘襄王であり、その息子である政とは関係がうまくいかなかった。ここはキングダムでも同じ。

キングダムファンとしては呂不韋と言えば秦の丞相というイメージだが、荘襄王の人質時代であった少年と出会ったのは四巻の最後の方であり、それまでは秦の人ではなく、またキングダムにも登場するお馴染みの人物が出てくるのは五巻の後半だった。それでも名前の知った人物が出てくるとうれしい。キングダムを最初から再読したくなった。

 
評価:9点

 

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