読書

2024年1月26日 (金)

サステナブル 金融が動く

『サステナブル 金融が動く』 吉高まり

 金融財政事情研究会 2023年11月刊

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久しぶりに本を読んだ。久しぶりに読むにしては難しすぎた。。
著者はうちの部門が懇意にしていただいている方。なので金融を勉強するつもりで手を出したが、正直、専門外すぎて手に負えなかった。

そもそも、この著書は「気候変動問題に対する金融機関の行動変容に関して、実証的に、すなわち、年々変化していった気候変動対策の取組みの変遷に対比させる形で、実際の資金供給活動事例の数量や参加主体の変化を調べることにより、その動機付けの解明を試みたものである」と書かれているとおり、サステナブル金融の歴史を振り返る論文を読んでいるようだった。金融業界の人向けだな。

自分の仕事に関連させて、この著書から拾い上げた結論としては以下のとおり。
「現在、顧客の気候に関連する財務および非財務の情報の把握と開示は十分とはいえない。評判リスクを低減するために、金融機関は顧客に情報開示を促し、情報をなお一層適切に評価する必要がある。/そうしたなか、TCFDなどの世界的な気候変動に関する情報開示ルールが標準化、義務化されることにより、金融機関並びに金融機関に影響される産業界は、気候変動に関する非財務および財務的インパクトなどのデータに基づき企業運営をする限りにおいて、評判リスクは解消に向かうであろう。一方、2050年のカーボンニュートラル実現に向けては、多くのイノベーションを加速させていかなければならず、金融機関がこれらのイノベーション技術に資金供給していくには、その評価能力等を迅速に強化させなければならない。」

 
以下、メモとしての抜書き。

○J‐クレジットとは、2013年より開始した、GHGs排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度である。非化石証書とは、再生可能エネルギーなど非化石電源から環境的価値を切り離して証書にしたもので、FIT非化石証書(再エネ指定)、非FIT非化石証書(再エネ指定)、非FIT非化石証書(指定なし)の3種類が存在する。グリーン電力証書とは、再生可能エネルギーにより発電された電力の環境価値を証書化したもの。グリーン電力証書制度で対象となる発電方法は、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの5種類である。

 
消化不良だし、やっぱり読むのは小説がいい。

 

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2024年1月 7日 (日)

ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」全31巻

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実写映画化1/19公開のため、アプリ「ヤンジャン」で1/31まで全話無料キャンペーン中。

超絶おもしろかった〜

時代は日露戦争後。アイヌの民俗学にも触れられる。映画にも期待!

 
評価:10点

 

 

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2023年1月12日 (木)

司馬遼太郎生誕100年

以下、昨日のニュース。

司馬遼太郎記念財団(大阪府東大阪市)は11日、今年が作家・司馬遼太郎さん(1923~96年)の生誕100年になるのに合わせ、インターネットなどで行った「好きな司馬作品」アンケートの結果を発表。

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発表されたトップテンは下記。4位は全43巻の紀行ものだが、それ以外は歴史小説。
街道をゆく以外はすべて既読、私の採点ではほとんど10点。(花神はデータ紛失、世に棲む日日は9点)

1位 「坂の上の雲」
2位 「竜馬がゆく」
3位 「燃えよ剣」
4位 「街道をゆく」
5位 「峠」
6位 「花神」
7位 「国盗り物語」
8位 「菜の花の沖」
9位 「関ヶ原」
10位「世に棲む日日」

これ以外にも10点付けたのは、
「尻啖え孫市」
「城塞」
「胡蝶の夢」
「項羽と劉邦」
「ロシアについて」

もっとあるかも。機会があれば全部再読したい。老後の楽しみか?

 

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2022年5月15日 (日)

流浪の月

『流浪の月』 凪良ゆう

 創元文芸文庫 単行本は2019年刊

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2020年本屋大賞受賞作。

これを原作とした映画が先日公開されたばかり。なので、誰が主演とかは既知情報となり、主演2人のイメージを持ちながら読み進めることとなった。それも込みで映画をとても観たくなった。来週末辺り、天気がいまいちなら観に行こうかな。

この作者のことはよく知らなかったけど、とてもいい作品だった。ちょっと重いけど。。

 
評価:10点

 

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2022年4月29日 (金)

塞王の楯

『塞王の楯』 今村翔吾

 集英社 2021年10月刊

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帯にあるとおり、直木賞受賞作。「黒牢城」と同時受賞。
しかも「黒牢城」と同じく、小説の舞台が戦国時代!歴史もの好きにとって、これはハードカバーでも買うわな。

関ヶ原直前の大津城の戦いを舞台にした、石垣職人で有名な穴太衆が主人公のフィクションではあるが、かなり史実を基にしているようでとてもおもしろかった!とは言え、歴史小説ではなくエンタメ小説だな。

評価:10点

 

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2022年3月18日 (金)

銀の匙

『銀の匙』(全15巻) 荒川弘

 小学館 最終巻は2020年2月刊

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14巻を読んだ後、15巻が出るのが遅く、しばらく放置してたけど、ようやく読了。

おもしろかった~
高校生の話なので若い世代向けではあるが、おっさんも充分楽しめた。

荒川弘はハガレンもおもしろかったし、次作にも期待。

 
評価:10点

 

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2022年2月14日 (月)

女のいない男たち

『女のいない男たち』 村上春樹

 文春文庫 単行本は2014年刊

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映画「ドライブ・マイ・カー」を観た後、原作も読んでみたくなったので読んだ。

短編集であり、この中に含まれている「ドライブ・マイ・カー」の他に「シェエラザード」もこの映画の原作として使われている。

映画を観た感想:まさしく村上春樹の小説を読んでるかのような映画だった
原作を読んだ感想:村上春樹の長編とまったくテイストが同じ短編小説集だった

原作のある映画は原作を超えることはない、と思っているけど、これは映画の方が良くできてると思った。この原作をもとにした脚本がよくできてるし、映画化した監督の力量はすごいと思う。とは言え、まさかアカデミー賞の候補になるなんて。

 
評価:7点

 

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2022年2月 9日 (水)

黒牢城

『黒牢城』 米澤穂信

 KADOKAWA 2021年6月刊

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帯にあるとおり、直木賞受賞作。それよりも重視したのは「このミステリーがすごい!」と「週刊文春ミステリーベスト10」のダブル1位を獲ったこと。このダブル1位を獲った作品でハズレはない。

そして、何と言っても食指が動くのは、ミステリー小説の舞台が戦国時代であり、メインキャストが黒田官兵衛と荒木村重であること。歴史もの好き、ミステリー小説好きにとって、これはハードカバーでも買うわな!

案の定、おもしろかった~

 
評価:9点

でも10点付けなかったのは、物語を通して壮大な謎解きがあるかと思いきや、4章に分かれており、それぞれの章で謎解きがあるという構成だったため。まあ、贅沢な注文ではある。

 

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2022年2月 1日 (火)

石原慎太郎

石原慎太郎という人物は好きで、その著作は少なからず読んでいて、自分の本棚を見たら10冊以上あった。

このブログを始めてからは6冊読んでいたので、以下にリンクしておく。

ただ、10点はおろか9点すら付けてなかった。過激で偏ってるからね。

ご興味のある方は読書のご参考に。

『日本よ、再び』

『人生への恋文』

『オンリー・イエスタディ』

『私の好きな日本人』

『新・堕落論』

『平和の毒、日本よ』

 
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ご冥福をお祈りいたします。

 

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2021年12月19日 (日)

あやとり巨人旅行記

『あやとり巨人旅行記』 稲葉祥子

 鳥影社 2021年8月刊

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第14回神戸エルマール文学賞受賞作。

著者は高校の同級生。
物語を紡ぐ、文学賞を獲る、立派な本になる、というのがすごいなあと思う。

ちょっと変わった物語だったけど、そういうものを創造するということがすごい。

 

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